poetry,  長歌

赤電車の思うこと

赤電車 やや前のめりに
ホームへと 到着するなり
たくさんの 勤め人たちを
はき出して ホッと息継ぎ
発射待つ 毎朝通勤
通学の 足のお役目
心して 力いっぱい
この路線 56.7キロ
ひた走る くねくね曲がり
街を抜け 工業地帯を
後にし 川2つ3つ
渡り舟 横浜さっと
走り抜け 横須賀ゆっくり
止まりつつ 人々乗せて
今日も行く でもホンネでは
残業とか いや夜更かしだろ
いつの日も ひたすら寝入る
大人たち 無味乾燥な
教科書に つまらな顔の
子どもたち みんなまとめて
終着へ 乗せて行きたい
なぜかって? ポスター注目!
2月には 三浦の海岸
少しずつ 河津桜が
咲き始め 得意顔して
心待ち 大人子どもの
区別なく のんびりゆったり
並木道 左右きょろきょろ
わぉ!綺麗 うれし楽しく
歩くなか 静かにしている
春が来たねと

反歌

赤電車寒さ置き去りまっしぐら
河津桜の海岸めざして